建築シーリング工事

建築_5

建物にはコンクリートがある程度の動きがでるよう、外壁材と外壁材の間に継ぎ目があります。
その継ぎ目にゴムのシーリング材を注入して固めることをシーリング工事と言います。

外壁は常に紫外線等の影響を受けているため、シーリングは年数が経過すると劣化がはじまります。劣化が進むと「防水性」「伸縮性」を徐々に失い、外壁のひび割れや雨漏りをおこす原因になります。外壁のひび割れや雨漏りは建物全体の劣化速度を加速させる要因となるため、それを防ぐには定期的な工事が必要になります。

シーリング工事の流れ

現場の状況等により異なりますが、簡単にシーリング工事流れをご紹介いたします。

プライマー塗布

プライマー塗布

目地のまわりに養生テープを貼り、シーリングに使う薬剤が余分な場所に付着しないように保護します。シーリングを施す場所に錆びやホコリが無いこと、乾燥していることなどを確認しシーリング材を目地に接着するためのプライマーを塗布します。

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シーリング材の充填

シーリングの充填

コーキングガンと呼ばれる器具を使い、シーリング材を目地に充填します。目地の内部に空洞ができないようしっかりのせていくことが重要になるため、職人の判断や技能によって仕上がりが左右されます。

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ヘラでならす

ヘラでならす

充填したシーリング材を、均一になるようヘラを使って圧着させます。
余分なシーリング材を除去し、空洞ができないよう密着性を高め、表面をきれいに整えます。

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工事完了

工事完了

シーリング材が乾ききる前に、養生テープを剥がし完成です。

土木シーリング工事

土木シーリング工事

土木シーリングとは、ダムや用水路、トンネルなどの補強に伴うシーリング工事です。

ダムや用水路では大量の水などが流れているため、住宅などの建物以上に大きな荷重が掛かります。

劣化が進み水が漏れ出してしまえば、雨漏りどころですまない被害が生じます。そのため、土木シーリング工事には防水性はもちろんのこと高い追従性と接着性が求められます。

その他 防水工事

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株式会社桜井シーリングでは、シーリング工事以外の防水工事も承っております。

建物の寿命を保つため、シーリングだけでなく屋根などの建物が水にふれる部分にも劣化を防ぐための防水処理が必要です。